開発元 | Skookum Arts |
対応機種 | PS5/PS4・PC・Xbox |
ジャンル | パズルアドベンチャー |
パネルを繋げて世界が動くパズルアドベンチャー「THE PEDESTRIAN」のレビューです。
難易度は難しすぎずいい感じに脳みそが熱くなるレベル感。
あぁでもないこうでもと色々と試したのち正解にたどり着いた時の達成感をかなり味わえました。
そして本作の一番の魅力とも言えるのが、パネル間を移動しながら進むと同時に美しく景色が移り変わる演出!
パズルゲームしながら3Dで描かれた背景に目を奪われ、この先に進んでる感覚がプレイ意欲を高めてくれていると感じました。
ひたすらパズルだけでは眠くなる…なんて人でも演出・背景で楽しませてくる新鮮なパズル体験でした。
看板・標識などを渡り歩くパズルゲーム
本作は非常口などで有名なピクトグラムな人を操作します。
ゲーム初めは特に物語が語られることなく早速ボードの中からスタート。
日常に飾られたパネルとパネルを繋げて移動していくことが目的のシンプルなパズルゲームです。
バラバラに配置されているパネルの扉同士、梯子同士を一本線で繋げることで違うパネルに移動することができます。
複数のパネルの中を渡り歩いて様々な場所を訪れます。どんどんと進んだ先にある旅のゴールを目指していきます。
世界観とBGMどれもオシャレ雰囲気。移り変わる景色を見ながら進む感じが序盤ですでに楽しいです。
パズルゲームなのにワクワクする演出が魅力的ですね!
ストーリー性はあるっぽい雰囲気はあるのですがプレイしているだけだとよく分かりませんでした…。
ですがなんとなく良い雰囲気を感じるだけで十分に楽しめましたよ!
進める度に景色が移り変わるのが旅感覚で楽しめる
本作の魅力と言える移り変わる背景にも注目!
パズルを解きながら先へ先へと進むとそれと同時に背景も変わっていきます。
パズル内と背景の世界がリンクしているためパズルを解きながら旅のしているような感覚になります。
パズルゲームって淡々と解いていると私なんかは飽きてしまったり眠くなってしまうことがちょくちょくあるのですが…。
パズルを解き進めることで「新しい景色に来たー!」とワクワクして飽きずにどんどんとプレイしてしまいました。
パズルゲームは好きだけで飽きやすい…と思っている人でも楽しめるんじゃないかと思います。
試行錯誤でいつかは解けるほどよい難易度
線を繋げて道を作っていくのが基本的な目標点です。
ゲームを進めていくと『重ねた下のパネルに移動する』仕掛けや『スイッチの導線繋ぎ』などなど新たなギミックが増えていきます。
パネルならではを使ったパズルで面白いギミックですよね。
そして、パズルゲームで気になるところと言えばパズルの難しさですよね。
と言っても本作パズルはひらめきが大切!ひらめき次第で苦戦するところは様々かと…!
まず、どれもパズルなので知識が必要な要素は一切ないです。
ゴールまでの道を繋ぐ目的は変わらないため何をしないといけないのかが分かりやすいのは嬉しいところ。
「このパターンならどうかな?」「ここが繋がらないからこうか…?」と何回も試行錯誤することでいつか道は繋がります。
あぁじゃないこうじゃないとコツコツと答えを探る過程はなかなかに頭がぐるぐる熱くなります…!
このパズルやってる感!いいですねぇ。
難しそうに思えますが意外とひとつひとつの熟考タイムは長くありません。
頭がパンクしそうになっても10数分か30分以下かで解けるようなものばかり。
心が折れない程度で進めていけるのほど良い難易度なのでパズル得意じゃなくても全然楽しめますよ!
クリア時間はどれくらい?
クリアまでの時間は5~6時間ぐらいでした。
私を詰まるところでそれなりに詰まったりしてのプレイ時間なので5時間前後が目安かと思います。
サクッとパズルで頭を使うのに個人的にちょうどいいボリュームだと感じました。
まとめ
パネルならではなギミックを使ったパズルはいい具合に頭を使うゲームバランス。
熟考した先にある気持ちのいい達成感がしっかりと楽しめました。
そして、そのパズルを盛り上げてくれる移り変わる背景・演出がとても良かったです。
魅力的な演出でゲームに引き込まれる感覚をパズルゲームで作り出した新鮮で面白い作品でした。
- 普段パズルゲームしないけど遊びたくなったひと!
- ゲームの背景を見るのが好きなひと!
- 短い時間でパズルゲームを楽しみたいひと!