【Xenoblade Definitive Edition(ゼノブレイドDE)】評価・レビュー 絶望の先にある未来を掴む名作RPG

今回はNintendoSwitchで発売された「Xenoblade Definitive Edition」(ゼノブレイド ディフィニティブエディション)をレビューしていていきます。

本作は過去にWiiで発売された「Xenoblade」のリマスター版となっています。

早速ですが、このゲームは名作です!

私は、過去にWii版の方をプレイしてからすっかりこのゲームシリーズのファンになってしまいました。

今ではスマブラ(大乱闘スマッシュブラザーズ)に参戦したことでキャラクターの知名度はあったものの、ゼノブレイドは遊んだことない人が多かったと思います。なんせWiiの頃のゲームでしたからそれは仕方ない…

ですが、遂にリマスターの登場!グラフィックも一新され、ゲームも遊びやすくなって帰っていました!

Switchで遊べるようになりゼノブレイドがより多くの人たちに遊んでもらえる機会が増えたことが何より嬉しかったです。

復習から始まる、壮大なストーリー

ゼノブレイドの大きな魅力の一つ。それは壮大で熱いストーリーです。個人的には大好きですし、このゲームが長く語られる理由でもあると思います。

その物語プロローグは…

巨神と機神。かつて互いの存亡をかけて戦った、二柱の神。壮絶な戦いの果てに、神は骸となり、やがて生命の栄える大地となった。

※公式ホームページから引用

幾年の月日が過ぎ、人々の生きる巨神界に機神界に生命体「機神兵」により、存亡の危機に立たされています。

本作の主人公「シュルク」は巨神界に暮らす青年。人々が暮らす街「コロニー9」で平和に暮らしていました。しかし、突如コロニー9は機神界の生命体「機神兵」による襲撃が起こります。その容赦ない殺戮に人々は食われていきます。シュルクは彼らを守るべき、かつて機神を討ち果たしたと言われる神剣「モナド」を手に戦います。

次々と機神兵を撃退していきますが、そこにモナドが効かない「黒い顔つき」の機神兵に圧倒され、遂には幼馴染に手を掛け、やがてそのまま立ち去ります。

シュルクは故郷を襲い、幼馴染を命を奪った黒い顔つきを追って復讐の旅に出ることになります。

長々と書いてしまいましたがこんな感じで物語の始まりは悲劇的です。しかも全体を通して残酷なお話が続きます。しかし、旅の中で新たな人々、仲間と出会い。いくつもの困難を乗り越え、希望に向かって立ち向かっていくシュルク達の姿に胸を熱くさせられます。

ムービーシーンは映像のクオリティの高さ、登場キャラクターのセリフ、音楽と合わさりどのシーンも印象的なものばかりです。

長編映画を見ているかのような感覚で、ストーリーも予想だにしなかった展開に引き込まれて当時の私は夢中でプレイしていました。RPGでリアルに朝までやってしまった数少ないゲームでした…。

探索しがいのある広大なフィールド

ゼノブレイドの醍醐味といってもいいその広大なフィールド。オープンワールドというわけではないのですが、かなり広くて探索のしがいありまくりです。フィールド全体を歩き回るだけで1時間近くかかるマップもあったりします。

そんなフィールドが用意されてはいますが、実はストーリーだけ追っていくとそこまで周る機会はないんです。ここは個人的に好きなポイントで探索をどれだけ遊ぶのかはプレイヤーの自由です。

自由ではありますが寄り道せずいられなくなるんですよねぇ。

ほとんど本筋には必要ない場所でもこっちにはなにがあるんだろうと好奇心をくすぐられます。そして、その先には何らかのご褒美がちゃんと用意されています。これがあるから探索が止まらなくなります。

ゲームで探索が好きな人は間違いなく楽しめますよ。

仲間と一緒に戦う楽しい戦闘システム

ゲームで楽しむにはやはり戦闘部分。本作はRPGです。

私は、ゼノブレイドをプレイする前は映像だけみてアクションゲームに近い感じかなぁと勝手に思って遊んだんですよ。プレイはじめは「やっちまったか…?」と思っていたんですが全然そんなことなくハマりました。

ゼノブレイドはRPGでありながら戦闘がかなり賑やかです。これもゼノブレイドの醍醐味といってもいいですね。

戦闘中シュルク含め仲間たちがめちゃめちゃ喋ります。それ故に、戦闘において仲間との連携はとても重要な要素になっています。

敵とはシンボルエンカウント。戦闘はリアルタイムで行われ、セットされた「アーツ」を駆使して戦います。技を出す際のMPのようなものはなくアーツは一定時間で再び使えるようになるシステムです。

連携についてですが、よく使う例を一つ。ゼノブレイドには「崩し」という状態を付与するアーツが存在します。「崩し」を与えた敵に、「転倒」効果のあるアーツを当てるとは敵は「転倒」し、動きを止めることができます。

崩し ⇒ 転倒 ⇒ 気絶  大ダメージ!!

といった感じで連携を行うことげ戦闘を有利に進めることができます。これが決まると気持ちいいんですよ…。

さらに一斉攻撃を行う「チェインアタック」があるのですが、これが上手く決まったときはたまりません。

戦闘に参加するパーティは3人となっていて、一人を自分が操作し、他二人は自動的に行動します。

ここで仲間の自動操作に不安を抱くプレイヤー方々は少なくないと思いますが、ゼノブレイドはかなり優秀な部類だと思います(行動が一部怪しいキャラもいますが…)。例えばプレイヤーキャラが連携を仕掛けようとすればちゃんとそれに合わせてくれます。おかげでストレスなく爽快で戦闘はかなり楽しく感じます。

ゼノブレイドでは、シュルクの能力「未来視(ビジョン」を使った戦闘が魅力的。戦闘中、敵の強力な攻撃が未来視によって予測することができます。攻撃を受ける前に対処することで最悪を未来を回避することができます。

この 「未来視(ビジョン」 のシステムがとても面白く、必ずしもうまく回避できると限らないんです。その中で未来変えられたときの快感はより戦闘を盛り上げてくれますよ。

戦闘のカスタマイズ要素も奥深く、装備やスキルセットなど数々の戦略性もばっちりあります。

ゼノブレイドを始めたてだった私のような、RPGあんまり得意じゃないんだよなぁって人でもハマります。そして、あなたも仲間たちのかけ声が耳から離れなくなるでしょう。

作りこみがすごい膨大なやり込み要素!

ゼノブレイドはやりこみ要素が凄まじいです。本筋のストーリーだけだもボリューミーなのに、その他の部分もやり込もうとすればプレイ時間が3桁いくでしょう。

やり込み要素といえば広大なフィールドの探索は先ほど述べたとうりなのですが、それ以外のやり込みも盛り沢山。

その存在が「サブクエスト」。街などに暮らしている人々から依頼を受けることがあります。クエストの数はめちゃくちゃあります。そして、サブクエストなどをこなし人々と交流していく中で「キズナグラム」というものが繋がれていきます。街の人々の関係性を見ることができサブクエストによって変化していきます。その中で描かれる物語も本編に負けないくらい面白いものも多く、一度手を出したら止まらくなってしまうこともあるあるです。

探索にサブクエストに強敵への挑戦などなど、ゼノブレイドの世界をたっぷりと楽しむことができます。

後日談が描かれた10年越しの追加ストーリー

「Xenoblade  Definitive Edition」 では本編「Xenoblade」の後日談にあたる追加ストーリーが収録されています。新マップに新BGMが用意されています。10年ぶりの新たな物語に感慨深いもの感じました。

こちらはぜひ本編をクリアしてからプレイしてほしいと思います。

まとめ

Wiiから名作と言われてきたゼノブレイドの待望のリマスター版となった本作。グラフィックが一新され、ゲームのナビゲーションもより親切になったりと遊びやすさもパワーアップ。昔からのファンも今作から遊ぶ人も満足させるためのクオリティに仕上げていると思います。Wii版からのファンである私も改めて最高に楽しむことが出来ました。

  • 王道大作RPGを遊びたい
  • 広大なフィールドをじっくり探索できるゲームがしたい
  • 熱くなれる最高のストーリーを楽しみたい

こんな方々には間違いなく刺さると思う名作です!!

私にはみえる、多く人々がゼノブレイドを手に取って誰もが楽しんでくれる未来が…

そんな夢を枕を抱きながら見ました。

Xenoblade  Definitive Edition 公式ホームページ

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