開発元 / 販売元 | Deck 13 / A Grumpy Fox |
対応機種 | Nintendo Switch・PC |
ジャンル | 3Dアクション |
タヌキのハナが夢の中を駆け巡る3Dプラットフォームゲーム『ルニスティス』のレビューになります。
こちらはNintendoswitch版でのレビューとなります。
懐かしい32ビットのグラフィックが特徴的なアクションゲームな本作。
触った感じは「ソニック」のようなスピーディーなゲームになっています。
操作性が良く、かなり直感的に動かすことができます。アクションにおいて大事なところですね。
スタートから流れを止めずに走り抜けることができる楽しさを大事されたゲームデザインになっており、アクションゲーム好きには間違いない内容だと感じました…!
520円とかなりお手頃な価格でサクッとアクションを楽しむにはかなり満足感あるゲームでした。
操作性good!な気持ちいいアクションゲーム
ルニスティスはゴールを目指す3Dプラットフォームゲームとなっています。
必要なアクションは「移動」と「ジャンプ」と「スピン」と簡単操作の実にシンプルな内容。
点在する足場を飛び回り、行く手を阻む敵をかわしながらゴールを目指していきます。
道中置かれているアイテムを集める収集要素もあり、隠しルートを見つける楽しさもあります。
そして、本作の良さはなんといってもプレイしていて気持ちいいところ!
シンプルなゲーム性だからこそとても大切な操作していて楽しいをかなり大事に設計されているのを感じます。
たとえば途中までノンストップで走っていたところに飛び越せない移動床ギミックがドンと置かれ、急ブレーキさせられるとモヤモヤしてしまいませんか?
本作はそういった流れをせき止められるようなポイントがほとんどなかったように思えます。
このおかげでゴールまでスピード感を損なわずに遊ぶことができました。
このノンストップで駆け抜ける気持ちよさがただ楽しい!
勢いプレイでミスを重ねることもしばしば…(-_-;)
ミスでゲームオーバーということはなく、クリア評価に影響する仕様になっています。
ゲームオーバーからの最初からに怯える必要がないのも嬉しいですね。
懐かしい32ビットで表現された可愛いらしいデザイン
本作のグラフィックは32ビットのローポリで表現されています。
懐かしみある初代プレステなどのゲームを思い出しちゃいますね。
主人公はタヌキの「HANA」。忍びみたいで可愛いタヌキですね。
ケモノ系主人公っていうのも一昔前は多くあった印象があります。それもまた懐かしや。
そして、製作者さんによるとルニスティスは日本文化の影響がかなり大きいとのこと。
ステージには鳥居があったり、敵キャラは妖怪のデザインだったり。
日本人の私から見てとても馴染みやすく、日本のゲームかと思ってしまいます。
また、本作にはストーリーも存在しているようです。
いきなり謎の語りからはじまり、よく分からずにゲームがスタートします。
このストーリーはアイテム収集によって知ることができます。これもなかなか興味深い内容。
がっつり用意されているところではないですが、ゲーム部分以外に作品を楽しめるのは嬉しいポイントです。
難易度・クリア時間・やりこみ要素について
難易度
難易度はアクション慣れしている人向けといった印象。
後半につれて狭い足場に展開が早いギミックが続々登場します。
なかなか難しいアクションを求められる場面はありますが、本作はミスの軽いゲーム性ですので、トライ&エラーも含めてアクションゲームが好きな方なら楽しめます。
難し過ぎず簡単過ぎない丁度良い難易度設定かと思います。
クリア時間
通常キャラ『HANA』でのクリア時間は約2時間でした。
時間だけ見たら短めですが、ハイスピードで駆け抜ける濃密なアクションはお値段以上に楽しめたので満足しています。
その他やりこみも含めたらももっと遊べちゃいます。
やりこみ要素
やりこみ要素としてはアイテム収集に、クリア評価Sランク、タイムアタックといったところでしょうか。
また、主人公HANA以外に性能の異なる2人のプレイアブルキャラクターが用意されています。
これらの攻略を進めるだけでもなかなか遊べる量はあるんじゃないかと思います。
まとめ
懐かしみあるグラフィックで描かれる爽快な3Dアクションゲームな「ルニスティス」。
日本風味な世界観も良く、ステージを自在に駆け抜けるアクションが面白かったですね。
楽しさを大事にし、それをギュッと詰め込んだかのような作りに感じます。
ただただ純粋にアクションが楽しいとてもいいゲームでした。
- アクションゲームが好きな人!
- ガンガン進めるスピードランが好きな人!
- ローポリケモノ主人公の懐かしみあるゲームが好きな人!
ゲーム以外も含めここ最近、色々とタヌキが話題になる作品多いのではないかと感じます。
今、タヌキがアツい…!